梅仕事は続く

 やはり、一樽梅を漬け込んで、もう二籠。もはや、重力に抗ってではなく、ぼとぼとと落ちる漬け芯の梅を、タイムリーに、浸けていきます。今という時間や季節を、直に、体感できるのが、面白いです。

梅仕事、ひたすらに

 琥珀色に染まった梅を、一つ一つ水洗いして、塩がなじむように、へたの軸を取り除き、ホワイトリカーに浸して殺菌します。自然と直にふれあえる雅な年中行事に、心を空っぽにして、一粒入魂しています。

梅の採り入れ

 梅仕事は、未来の自分への投資と、出来上がるまでのプロセスを楽しむ時間旅行。脚立にのって、鈴なりの梅を、ひたすら、集めました。懐かしい友に、再開するような気持ちで、ゆっくりとした自分時間を、楽しみます。